大食堂で寝ることになった夜明け(雨がひどかったので食堂へ引っ越しをしなければいけない人が沢山いました)、数週間前からホールに住み始めた巡礼者が吹くほら貝の音で生徒たちは目覚めました。ヴェーダが声明(しょうみょう)された同じ場所で寝泊まりしたので、よりリラックスし、シャクティが深く入っていくのを感じました。深く穏やかな眠りの後は、朝食、そしてマタジとのサットサング、ダルシャンと続きました。
マタジとの集いが最後になることを知ると、様々な感情がよみがえってきました。弟子と帰依者達は感謝や喜びの涙を流し、また、 グルと物質的に離れてしまうという幻想からくる悲しみの涙も流していました。マタジは皆に、「体があなた方から見えなくとも、いつもあなたたちの事を思って 尽くしています。」と言いました。
マタジの出発の時が訪れ、生徒と帰依者達はマントラを唱え、花びらのシャワーで見送りました。そこには絶対的な存在一つしかないという理解の元、生徒たちはガンジス川へ歩き、マタジとお互いへ、そしてモクシャ(解脱)への賞賛の為に沐浴をしました。