空が暗くなりました。土砂降りの雨になり、 シャビールのプラスチックの屋根の上を水がはねる音と共に50人のパンディットがヴェーダを声明するのを聞く事になりました。シャビールを水浸しにした激しい雨の力と50人のパンディットの声の力は調和がとられていました。雨水が貴重品やしっかりと防水処理された電気製品の間を流れていた頃、私達はヴェーダの波動に浸っていました。
沢山のテントが集まり一つの都市の様になっているクンバメーラで、他の多くのキャンプにこれ程雨が長引く事を誰も予想だにしていませんでした。記者達の報告によると、過去30年間クンバメーラでは雨が降った事がありませんでした。誰もが今回の豪雨は、神様がお喜びになった印だと受け取りました。神の介在によって、私達のキャンプの主要部分はほとんど損傷がなく、マハクンバメーラでの4典のヴェーダの式典を主催する事ができました。
神の言葉として重きをなしているヴェーダは古代から口頭で伝えられてきています。ヴェーダはマントラ(真言)の集まりで、メタ(韻律)で構成され、物体と精神を観想する目的で説かれた教えと考えられています。今回とても喜ばしい事に、クンバメーラで唯一4典のヴェーダ声明の為に50人のパンディットを迎え入れる恩恵にあずかりました。パンディット達の強さ、パワー、熱さはすさまじい空間をつくり、私達一人一人を浄化しました。
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