聖なる母の9日間 ナヴァラットリ 3月31日〜

聖なる母の9日間 ナヴァラットリ 3月31日〜

2014-03-22-navaratri

聖なる母の9日間 ナヴァラットリ

3月31日から聖なる母の9日間の春のナヴァラットリが始まります。ナヴァラットリはヒンズー教における祭日で、様々な形で聖なる母を讃える日です。この9日間は分離から統合へ、幻想から真実へ、闇から光へと私たちを導く聖なる女性性を祝福するときです。ナヴァラットリの祝福は、人類の変容への目覚めにとって大切な女性性の資質である普遍的な愛、慈悲、豊かさ、叡智を讃える貴重なひとときといえます。

 

ドゥルガヤグナのライブ放送

日本時間4月4日(金)20時〜(5時間)

ライブ放送されるドゥルガヤグナ(護摩焚き)に参加し聖なる母の無限な力を体験して下さい。インドはカシにあるサッティヤサイマーモクシャダムから11人のヴェーダを詠唱するヒンズー教僧侶を招き、ナヴァラットリの元となる700節もの長さのドゥルガ神を読み上げます。

4月4日にライブ放送を見る

ライブ録画は4月21日までオンラインでご覧いただけます。

 

私たちの中の母への敬意 (Honoring Mother Within Us All)

スワミ パラメーシュワラナンダ

Om Jai Jai Sai Maa

私たちは、「あなたの中の、私の中の、私たちすべての中の聖なる母に敬意を」と表現します。この春3月31日~4月8日までの、聖なる母のための9日間のナヴァラットリでは、愛・奉仕など様々な表現を通して絶えず私たちに働きかけている聖なる母、学びや集中を通して活性化された内なる母に対して尊敬の念を贈ります。

ドゥルガー神、カーリー神、ラクシュミー神、サラスワティ―神やその他の神々のマハ―シャクティとして、様々な形の母なる存在は、私たちに内在する資質やエネルギーの現われとして、また何世紀にも亘って聖典や経典により語り伝えられてきた人格に潜むエゴや、恐怖を与え続ける内なる悪魔を制圧した姿として現されます。ライオンに乗った母なるドゥルガー神は、子供たちがこれから歩んで行く愛の道に、障害物がないように守っていきます。一度、その道が一掃されれば、母なるラクシュミー神が繁栄をもたらし、全ての次元での豊穣を授けてくれます。この限りない全ての可能性と共に、母なるサラスワティ―神が、知識と叡智を授け、真理と統合した、本来の自己の力と共に、歩み始めます。

9日間に亘って母なるドゥルガー神、ラクシュミー神、そしてサラスワティ―神に祝福を捧げた後の4月9日は勝利の日です。悪魔たちが制圧され、私たちが幻想という暗闇から光へ向かう三次元の進化、悟り、そして解脱への解放された栄光の道を祝います。私たちは多次元を生きる本来の完全な姿として、また最高の自己実現として、ハイヤーセルフと一体となり、ワンネス意識を体現していきます。

私たちの内にあるきらめくばかりの母なる意識と同調し、自らを解放し、日々意識的な思考、感情、言葉、行動を通して、世界へ自らを発信していってください。私たちはどんな存在なのか、人生を通して自分を表現することによって、サイマーを含めすべての女神と聖なる母に敬意を表していってください。私たちは勝利の記念日、ナヴァラットリの10日目までを日々祝うことによって、すべての瞬間、私たちが本来何者であるのかに気づき、無限の可能性を開いていく機会を勝ち得るでしょう。