光の祝祭、ディワーリ

毎年10月中旬から下旬、ヒンドゥー暦カールッティカ月の新月の日は、ディワーリ(ディーワーリー、ディーパーヴァリーとも)と呼ばれる、光の祝祭の日です。新年の意味合いをもつこの日は、光が闇に勝利を収める日であり、美・健康・富の女神であるラクシュミが、家にやってきてくれることに感謝し、祝う日でもあります。2019年は今週末10月27日(日)がその日にあたります。

この日は、家を掃除し綺麗にした上で、窓や玄関や祭壇を中心に家中に、火を灯したろうそくを置いて、マハ・ラクシュミをお迎えするのです。前日から断食を行うことも一般的に行われます。大切な誰かと光をわかちあうこの日は、新しい服を買って身なりを美しく整えて瞑想をしたり、いつもとは違う特別な食事を摂ったり、ろうそくの光の中でチャンティングを行ったりなどの祝い方もあります。この日を特別な形で祝うことは、私たちの「内なる神殿」を整えることでもあるとハー・ホーリネス・サイマーは語っています。

サイマーがディワーリについて語った言葉の一部を抜粋して引用します。

「これからは、神聖なる眼鏡、神の眼鏡で物事を見るようにしてください。それがディワーリにおいて、内面での意義 — 内面でまとう、光の首飾りなのです。私たちが、新たな態度や新たな考え方を選び、真実と一体になることを選んだ瞬間から、光の祝福は意味を持ち始めます。真実の光に闇の思考を変容(変質)させ、愛と、思いやり、喜びに生まれ変わらせるのです。ディワーリの内なる意味合いと知識によって理解されるときに、この祝祭は私たちを闇から光へと導いてくれます。光。闇あるところすべてに、光。闇の場所にいると、私たちは皆、光を求めませんか?ですから、自分の人格を見つめて、その人格を神聖なるものに変容してください。人格のあらゆる面を光であふれさせて、悟らせてください。

神聖なる愛は黄金に輝くものであり、永遠であり、不変であり、自由です。心の灯火に火をつけ、魂が辿る道筋の最も深い場所にあるサダナを体験して下さい。ディワーリで闇を燃やせば、そこに隠されたすべての神聖なる特質が表に出てくるでしょう。これこそが、ディワーリにおける最も重要な意義であり、内なる意義つまり精神なのです。五感に執着することを選ぶ者は、巨大な闇に囚われ、飲み込まれてしまうことでしょう。

永遠なるものは自由です。永遠なるものは知識です。内なる神の光に、叡智に火を灯してください、闇に包まれてしまうことがないように。内側の世界を光で満たして、それを外の世界へと向けて輝かせてください。そうです、あなたの魂の神聖なる光、神性を輝かせるのです。献心がその光へとあなたを導いてくれます。献心は、純粋さや無垢な心を感じさせ、天恵の涙が流れ、天恵の花びらが開くように、私たちのハートを浄化してくれるのです」

 

光を祝うことは、自分自身の内なる光を意識的に思い出し、あらゆる瞬間に「闇」ではなく「光」を選択することを、ハートに定着させてくれます。光に満ちた週末を喜びの中でお過ごしください。