今年は5月9日（日）が母の日です。
インドでは「母親は最初のグル」という表現をします。私たちをこの世に連れてきてくださった、母。
優しく、強く、私たちを常に思いやってくれている、あなたにとってかけがえのない存在ですね。
ここからは物語だと思って読んでください。
あなたはこの地球でやりたいことがたくさんあって、あるいはどうしてやらなければいけないことがあって、
地球にくることを希望しました。地球にくるには、肉体が必要です。
そして、肉体を持つためには、ひと足先に地球であなたのために準備を整えて、迎え入れてくれる誰かが必要なのです。
あなたに体の一部を提供し、一年間を一心同体で過ごし、激痛をこらえてあなたをこの世に送り出し、
毎日滋養を与え、体をいたわって、ひとりで生きられるようになるまで面倒を見てくれる誰か。
つまり、あなたを地球へと連れて行ってくれて、あなたの母親役を務めてくれる魂。
誰かの母親になることは、大きなコミットメントです。
それを約束してくれた、あなたに「イエス」と言ってくれた唯一の魂が、あなたのお母様だったとしたら、どうでしょうか。
あなたが今いる場所にたどり着けた最初の一歩は、あなたのお母様があなたを受けいれてくれたことで、踏み出されました。
母の日はそのお母様の慈しみ、思いやり、あふれる愛に感謝を捧げる最高の機会ですね。
すべての「母」に、絶えることない祝福が降り注ぎますように。
インド・カシにあるシャクティダム・アシュラムでは5月9日（火）に母に捧げるヤギャ（神聖な炎の儀式）が営まれます。詳細はこちらからお読みいただけます。