日食と新たな始まり

2019年7月3日、中南米の一部では皆既日食となります。新月と重なって起こる、とてもパワフルな「食(蝕)」です。

日食も新月も、地球と太陽の間を月が横切る現象ですが、日食は「月が太陽を翳らせる」ため、よりパワフルな影響力を発揮します。そのため日食の影響は約6ヶ月間も続くとも言われます。

占星術的な観点からすると、7月3日の日食は日本時間7月17日に起こる部分月食と補完しあう関係にあるそうです。この月食は欠けた状態のまま西の空に沈む、月入帯食(げつにゅうたいしょく)で、日本では南西諸島、九州地方、四国地方(東部のごく一部を除く)、中国地方(東部を除く)で観測できる可能性があります。両方を合わせて、2019年12月26日の日食までが「食」のサイクル(周期)となるのです。

日食は、占星術において最も強力かつ重要なアスペクト(天体の相・視座)である「コンジャンクション(合)」という位置関係を構成します。太陽と月が重なりあって、互いに影響を及ぼしあうのです。このコンジャンクションという相は、「あらゆる可能性が用意されていること」「未来に向けた新たな計画の最前線に自分自身の身を置くことができること」を意味するとされています。

したがって今この時期は、自分自身の持つ古い癖や行動の習慣に疑問符を投げかけて、進歩のための新しい独創的な方法を探し当てるための時とも言えます。これまでの自分を振り返り、もう不要になっている古いパターンを解消して、新たなスタートをきる理想的な時期ですから、「新しい自分のための新しい目標」を紙に書いてみてもよいでしょう。

新しい人生を創造することができるのはいつも自分自身ですが、宇宙からのサポートがあるならば、それをご活用なさってみてはいかがでしょうか?

 

参考:国立天文台ウエブサイト

http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/