今日10月24日は、光の祝祭と呼ばれるディーワーリー(ディーパヴァリー)のクライマックスの日です。
ヒンドゥーの伝統を守る人々が今日、豊かさの女神・ラクシュミを迎え入れようと、
家中をきれいに清掃し、片づけて、光やランプで飾りたてて祝っています。
そしてこの祝祭は、スピリチュアルな意味で光が闇に勝利すること、
叡智が無知に勝利することを象徴しています。
私たちひとりひとりの中にある、光。それを、一緒に集って照らしあう。
インドでは新年にあたるディーワーリーは、そんな祝日でもあります。
インド・カシ(ヴァラナシ)にあるハー・ホーリネス・サイマーのシャクティダム・アシュラムから、
みなさんのハッピーなディーワーリーを祈るビデオが届きましたので、どうぞご覧ください。
*日本語字幕をオンにして、音声とともにお楽しみください。
ディーワーリーについてのサイマーの言葉 「内なる意義」
私はディーワーリーを出産、誕生の日のようにとらえています。どうしてでしょうか。
それは、あまりに多くの人々が、アットマ(真我)を忘れてしまっているからです。
あまりに多くの人々が、肉体のためだけに、この世での繁栄のためだけに生きているからです。
人が自分の内面に見出す、あるいは感じる不調和は、アットマが、魂が、
忘れ去られてしまっていることによるものです。
あなたのハートのランプに灯りを点させて、スピリチュアルな道の、
あなたのサダナ(霊性を高める修練)の、最も深遠で壮大な部分を体験してください。
ディーワーリーに闇を燃やさせれば、隠れていた神聖な特質の全てが
必ずや表へと浮かび出てくることでしょう。
それこそが、光の祝祭の真の意義、内なる本当の意義なのです。
〜ハー・ホーリネス・サイマー