春のナヴァラトリ。31日からの三日間は、叡智と創造性と純粋さをもたらしてくれる女神、
マハ・サラスヴァティを敬う期間です。
弦楽器を手に持ち奏でるマハ・サラスヴァティは、美術・音楽から教育・言語まで、知に関するあらゆる面を形成している女神です。
そしてスピリチュアルな叡智の具現化でもあり、私たちに学び・気づきへと集中することを助けてくれる存在です。
そうした学びと気づきと知識を追求した先に、悟りを開いた精神状態があることを、サラスヴァティという女神は示してくれているのです。
ナヴァラトリ7日目から9日目の三日間に、このサラスヴァティへ捧げるサダナを行うことで、深遠なる叡智と光り輝く悟りのエネルギーを内面で活性化できます。
サイマーのブラマチャーリ(僧尼)が録音した誘導瞑想を以下からお聴きになるか、こちらからダウンロードしていただけます。
瞑想に最適な時間帯は早朝、1日の活動を始める前の時間です。
- 呼吸法(プラナーヤマ):プラナーヤマ「火の呼吸法」を5分間、おこないます。
- ジャパ(マーラを使ったマントラの詠唱):ラクシュミのマントラ、「オーム・アイーム・サラスヴァティエイ・ナマハ」を10分間唱えながらジャパを行います。
- サイレント・メディテーション:15分間黙って座り、ラクシュミの波動に浸ります。
サイマーの教え
サラスヴァティについて、サイマーはこう教えています。
エネルギー、知恵、全ての力であるブラフマーの女性版とされるサラスヴァティは、誠実な探究者には常にその知恵と知力を授けるでしょう。悟りのマントラであり、神聖な直接的対話において最強と言われるガヤトリー・マントラは、サラスヴァティに由来しています。彼女のシャクティは精神の本質を活性化してくれます。ブラマーは全ての知識の源だと言われていますが、サラスヴァティは知識そのものなのです。重ねて言いますが、サラスヴァティがガヤトリーの本質であるということを理解して下さい。「マハ・ヴィドヤ」という言葉をお聞きになったことがあるかもしれませんが、ここでも、卓越した知識・超越的な知識であるサラスヴァティのことを表しています。ですから、強く望んで下さい。真のスピリチュアルな知識を強く求めてください。マントラを通して脳に素晴らしい能力を育てると共に、精神・知性も鍛えて下さい。いつも聖なる気持ち、聖なる考え、まあ聖なる言葉で生活するのです。言葉を発する時は、マハ・サラスヴァティ(会話の神様)と一緒でなければなりません。いつも神聖な、愛の言葉を発することが必要です。
自分への問いかけ
自分自身に次の質問を問いかけ、深く内面を省みてみましょう。ノートに自分の考えを書き出してみることも非常に有効です。
- 私の思考は次のどちらに基づいているだろうか?愛か、恐れか?思いやりか、批判か?自由か、支配か?
- 私は自分の内なる知識や叡智を見つけるために、自分のハートの中へと入って行くことをしているだろうか?
- それともいつもマインドに入って、他人のことや自分の環境を分析したりそこに焦点を据えたりしていないだろうか?
- 自分はどのようなスピリチュアルな知識を求めているのだろうか?そしてどのようにしてそれを見つけようとしているのだろうか?
- 真のスピリチュアルな知識に近づくために、自分はどのような教え、実践練習法、ツール(手段・道具)、又は資質を持っていて、利用できるのだろうか?
- 私は普段どのように他人と話しているだろうか?愛と思いやりで話しているのか、それとも恐れと批判でもって話しているのか?
- より愛情にあふれる本来の自分であるために、今後は自分の言葉や口調、また身ぶり手ぶりに配慮して話せるようになっていけるだろうか?
- これまでとは異なる、どのような話の聴き方ができるだろうか?今後、自分のどのようなパターンを変えてゆけるだろうか?
マハ・サラスヴァティの深淵なる叡智の中で、サダナを実践なさってください。