春のナヴァラトリ。28日からの三日間は、健康と美と限りない豊かさをもたらしてくれる女神、
マハ・ラクシュミを敬う期間です。
この世界には私たち一人ひとりのために際限ない豊かさと繁栄が用意されています。常にそこにあるそれらに気づかせてくれるのがマハ・ラクシュミです。
金の飾りを身にまとい蓮の花の上に座したラクシュミは、完全なるもの、そして命の荘厳な美しさを象徴しています。
ラクシュミのエネルギーに包まれたとき、私たちは何一つ欠けるものがないことを実感できます。全宇宙は私たちの創造物だということを思い出すからです。
ナヴァラトリ4日目から6日目の三日間に、このラクシュミへ捧げるサダナを行うことで、美しさと健やかさと豊かさのエネルギーを内面で活性化できます。
サイマーのプラマチャーリ(僧尼)が録音した誘導瞑想を 以下からお聴きになるか、こちらからダウンロードしていただけます。
瞑想に最適な時間帯は早朝、1日の活動を始める前の時間です。
- 呼吸法(プラナーヤマ):プラナーヤマ「火の呼吸法」を5分間、おこないます。
- ジャパ(マーラを使ったマントラの詠唱):ラクシュミのマントラ、「オーム・シュリーム・マハラクシュミエイ・ナマハ」を10分間唱えながらジャパを行います。
- サイレント・メディテーション:15分間黙って座り、ラクシュミの波動に浸ります。
サイマーの教え
ラクシュミについて、サイマーはこう教えています。
女神ラクシュミはいつもヴィシュヌ神と共にいて、宇宙を保持するというセヴァ(奉仕)のためにヴィシュヌに伴っています。ラクシュミこそ全てであり、全て、まさに、この世において必要と思えるものの全てを象徴しています。あらゆる側面について良い人生を求めるなら、マハ・ラクシュミを崇拝することです。物質的にも精神的にも、繁栄と美と豊かさが手に入ります。調和こそ、ラクシュミの人類に対するセヴァです。だからこそラクシュミは大変愛され、崇拝されており、そして愛あふれる献心という恵みを注いでくれるのです。
マハ・ラクシュミは、光り輝いて優美な蓮の花の上にたたずみ、その姿は清らかさを象徴しています。マハ・ラクシュミには4本の腕があります。ひとつの手には花を持ち、それは精神のあふれる豊かさ、心の清らかさ、そして美を象徴しています。もうひとつの手には本を持ち、それは知識と叡智、そして恐れを知らない心を象徴しています。さらにもうひとつの手の中には絶え間なく世の中に施し続ける無数の金貨が握られており、4つめの手には全ての暗闇を照らし出す黄金の円盤を持っています(その円盤は勝利と献心の力を象徴しています)。マハ・ラクシュミを敬い祈る時、マハ・ラクシュミの全ての資質が与えられます。それらはあらゆる形の富、健康、物質的な成功、天恵、神聖な美しさ、神の愛、人生の繁栄、自由、モクシャなる解放(解脱)です。これこそマハ・ラクシュミの天恵なのです。マハ・ラクシュミのあふれる豊かさを敬うやいなや、私たちはシャクティを引き寄せます。
自分への問いかけ
自分自身に次の質問を問いかけ、深く内面を省みてみましょう。ノートに自分の考えを書き出してみることも非常に有効です。
-
私のコップの中身は半分空なのか、半分入っているのか?私はいつも、自分の持っていないもの、足りないもの、欠けているもののことを考えているのか、 それともありのままの自分、人生で与えられているもの、実現し得るあらゆるチャンスを認識し、それらに感謝しているだろうか?
-
物質的なもの、金銭的なもの、既に持っているものに対する豊かさの意味を自分で制限していないだろうか?
-
自分が選択をする時や行動を起こす時に基準としている、豊かさの条件(習慣的な思考パターン)は何だろうか?
-
今後、人生における豊かさについて、自分は新しい選択をするのか?今の自分にとって最も大切なものは何か、それはどんな形をしているのか?
-
自分の人生においてこれらの最も重要な豊かさの形を具現化するには、自分の中で、あるいは他の人々とともに、どんな行動が取れるだろうか?