クリシュナ・ジャンマスタミはクリシュナ神の聖誕を祝う祭で、その起源は5,200年前のウッタル・プラデーシュ州マトゥーラにさかのぼります。
インド・カシのサティア・サイマー・シャクティダム・アシュラムでは、シュリー・クリシュナの聖誕を8月12日(水)に祝い、深夜の特別なセレモニーとアールティへと続きます。シャクティダムでは一日を通して特別食(プルハリ)、チャンティング、ダンス、マントラの斉唱、そしてクリシュナの喜びと広がりを活性化して、行き渡らせていくことで、この日を祝います。
この日、クリシュナのマントラを唱え、クリシュナのチャントに合わせてチャンティングとダンスをして、数百万人がクリシュナの聖誕を祝う中、シャクティダムと全世界で活性化されるクリシュナのエネルギーへとお入りになることへとお誘いします。
シャクティダムより、この日、この夜、そして早朝の写真とビデオを後ほどシェアさせていただきます。
クリシュナ生誕のストーリー
ヴィシュヌ神がクリシュナとして(その第8の化身として)、この地球に産まれてきたのがこの日だとされています。物語によればクリシュナ神の両親であるデヴァキとヴァスデーヴァはデヴァキの義兄であるマトゥーラの残虐な王、カンサによって投獄されました。デヴァキとヴァスデーヴァが結婚する日、彼女の八人目の息子がカンサを殺すだろう、と予言されます。これを受けてカンサ王は彼の妹と義弟を投獄し、クリシュナが産まれるまでの間に彼ら二人の息子たちをひとりずつ、殺していきます。クリシュナ神が産まれた夜、カンサ王の攻撃から守るために赤ん坊をヴリンダーヴァンの地へと連れてゆくようにと、神聖なる声がヴァスデーヴァに告げました。
クリシュナのマントラ
Om Shri Krishnaya Namaha オーム シュリー クリシュナヤ ナマハ
Om Namo Bhagavate Vasudevaya オーム ナモ バガヴァテ ヴァスデーヴァヤ