今日15日から23日までがユダヤの祭日のパスオーバー(過越祭)です。
マハ・マンダレシュワールでマスター・ティーチャーでもあるダヤナンド・ダス・マハラジが皆さんへメッセージをお伝えします。
過越祭とは、私たちが自分自身を自由にする行動をとることを、意識的に祝う時です。
この日々に、あなたは何から自分自身を自由にしますか?
そして自由になったら、あなたは何をする?自由になって、どうなる?何に自分を捧げ献心する?でしょうか。
今日から始まるこのパワフルな日々に、それをじっくりと考えてみることをおすすめします。自分はこれまで何に自分自身を捧げてきたのか、それを見つめるのです。平和と喜びに自分を捧げてきたのか、それとも怒りや批判にか。疑いに?またはただそれでいいということに?あるいは毎日をコンフォートゾーンの中で生きることに?魂に自分を捧げてきたのか、そして、本当の自分である光の大河に自分を捧げてきたのだろうか?と。
この機会に、真の自己と統合していないことへ自分を捧げることから自分自身を自由にしましょう。自由になって、自分のマインドを、感情を、言葉を、行動を、何に捧げるのかを意識的に決めることにしましょう…荘厳な愛の光に対して自分を捧げるのもよいでしょう。
数日前にイスラエルで私の親愛なる友であるオウマーと一緒に、来たる過越祭を祝って捧げたチャンティング・イブニングから、一部の映像をシェアさせていただきます。宜しければガヤトリー・マントラを私たちと一緒に唱えながら、オウマーの優しく和やかな音楽をお楽しみいただけたらと思います。
ガヤトリー・マントラが私たちに提供してくれるもののひとつが、意識的に自分自身を荘厳な輝く光へと捧げるための素晴らしい機会です。ビデオの中で誘導している呼吸法も宜しければ一緒に行って、統合から外れているものから自分を自由にして、荘厳な光への献心を呼び起こしてください。
ハッピーで自由な過越祭をみなさんに。
ダヤナンド・ダス・マハラジ
このビデオで間奏中にダヤナンド・ダス・マハラジが誘導している呼吸法の手順はこちらです:
- 深く息を吸い込む
- 深く息を吐き出す
- 息を吸って、数秒間とめて、息を吐く
- 口角を上げて微笑んだ形の口で、歯を軽く噛み合わせて歯の間から呼吸する
- ゆっくりとこの呼吸を続ける
- 目は閉じて、眉間に向けて寄せる
- 背筋は真っ直ぐに、呼吸を続けながら静かに内面に入っていく
- 息を吸いながら、脊椎の基底部から頭頂へと呼吸を上げていく
- 息を吐きながら、頭頂から脊椎の基底部へと呼吸を降ろしていく
- 光を呼吸する意識で、数回これを繰り返す
- 数回繰り返したら、歯と歯の間からパワフルに息を吐く呼吸に切り替える
- 吐く時にお腹を引っ込ませて、吐くことに意識を向ける
- 背筋はまっすぐに、目は閉じて光を仰ぎ見るかのように眉間へと向けたまま
- パワーと情熱を込めて、自分の中に溜まっていたものを吐き出して浄化する感覚で呼吸する
- 意識して微笑んで、古いエネルギーを手放すように呼吸を続ける
- 最後に力強く呼吸を続けてから、楽な呼吸に戻す
- 脊椎の基底部から頭頂へ、深く息を吸い込んで数秒間、息を止める
- 呼吸を楽にして静寂の中に入る
- じっとして何もせず、ただ広がりを感じる
- 光が自分のハートから放射されているのを感じる
- しばらくしたらその状態のままで眼を開く
(光が両眼から放射されているのを感じてみましょう)