秋のナヴァラトリ 13日〜15日 ラクシュミに捧げるサダナ

10月13日から15日にかけてのナヴァラトリでラクシュミのエネルギーとともに行えるサダナの実践練習法をご紹介します。

マハ・ラクシュミは私たちひとりひとりのために常に用意されている、際限のない豊かさと繁栄を与えてくれます。金の飾りを身にまとい蓮の花の上に座したマハ・ラクシュミは完全なるもの、そして命の荘厳な美しさを象徴しています。マハ・ラクシュミのエネルギーに包まれたとき、私たちに欠けるものは何一つありません。全宇宙は私たちの創造物だからです。

サイマーのブラマチャーリ(僧尼) が録音した瞑想をダウンロードしていただけます。10月13日から15日までの間、毎日この録音を聞きながらこの瞑想を行ってください。練習に最適な時間帯は早朝、その日の活動を始める前です。または、以下のマハラクシュミ・サダナを実践することもできます。

 

  • プラナーヤマ:「火の呼吸法」のプラナーヤマを5分間おこないます。プラナーヤマとは
  • ジャパ(マーラを使って、マントラを唱える):オーム・シュリーム・マハラクシュミエイ・ナマハのマントラを唱えながら、10分間ジャパを行います。ジャパとは
  • サイレント・メディテーション:15分間黙って座り、マハ・ラクシュミの波動に浸ります。

サイマーの教え

女神ラクシュミはいつもヴィシュヌ神と共におり、宇宙を保持するというセヴァ(奉仕)のためにヴィシュヌに伴っています。ラクシュミこそ全てであり、全て、まさに、この世において必要と思えるものの全てを象徴しています。あらゆる側面について良い人生を求めるなら、マハ・ラクシュミを崇拝することです。物質的にも精神的にも、繁栄と美と豊かさを手に入ります。調和こそ、ラクシュミの人類に対するセヴァです。だからこそラクシュミは大変愛され、崇拝されており、そして愛情あふれる献心という恵みを注いでくれるのです。

マハ・ラクシュミは、光り輝いて優美な蓮の花の上にたたずみ、その姿は清らかさを象徴しています。マハ・ラクシュミには4本の腕があります。ひとつの手には花を持ち、それは精神のあふれる豊かさ、心の清らかさ、そして美を象徴しています。もうひとつの手には本を持ち、それは知識と叡智、そして恐れを知らない心を象徴しています。さらにもうひとつの手の中には絶え間なく世の中に施し続ける無数の金貨が握られており、4つめの手には全ての暗闇を照らし出す黄金の円盤を持っています(その円盤は勝利と献心の力を象徴しています)。マハ・ラクシュミを敬い祈る時、マハ・ラクシュミの全ての資質が与えられます。それらはあらゆる形の富、健康、物質的な成功、天恵、神聖な美しさ、神の愛、人生の繁栄、自由、モクシャなる解放です。これこそマハ・ラクシュミの天恵なのです。マハ・ラクシュミのあふれる豊かさを敬うやいなや、私たちはシャクティを引き寄せます。

 

自分への問いかけ

13日からの三日間、以下の質問について考えてみてください。ジャーナル(日誌)に自分の考えを記録するのはとても有効な方法ですのでぜひ実践なさってみてください。

  • 自分のコップの中身は半分空なのか半分入っているのか?いつも自分の持っていないもの、足りないもの、欠けているもの、のことを考えているか、それともありのままの自分、人生で与えられているもの、実現し得るあらゆるチャンスについて感謝しているだろうか?
  • 物質的なもの、金銭的なもの、既に持っているものに対する豊かさの意味を自分で制限していないだろうか?
  • 自分が選択をする時や行動を起こす時に基準としている豊かさの条件(習慣的な思考パターン)は何だろうか?
  • 今後、人生における豊かさについて、自分は新しい選択をするのか?今の自分にとって最も大切なものは何か、それはどんな形をしているのか?
  • 自分の人生においてこれらの最も重要な豊かさの形を具現化するには、自分の中で、あるいは他の人々とともに、どんな行動が取れるだろうか?
マハ・ラクシュミのあふれる豊かさの中で、サダナを実践なさってください。
この期間中にサイマーのアシュラムで執り行われるラクシュミのヤギャのスポンサーとなることで、ラクシュミのエネルギーと祝福をあますところなくお受け取りになれます。
こちらからご登録いただけます。
(お申し込みは2018年10月11日木曜日正午までです)。